すずきパパのブログ

クラシックギターに関すること、ランニングに関すること、などをつぶやいていきます

マエストロとの対話 トークとギターのコンサートVol.22

毎秋実施しているコンサート「マエストロとの対話 トークとギターのコンサートVol.22」が無事終了しました。

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私のギタ友からも数名いらしていただきました。
雨の中を本当にありがとうございました。

このコンサート、今年で22回目ですが、第1回目から全部の会で弾いているのは私一人だけ、という私にとっても、年間イベントの中では非常に大事な位置を占めているコンサートです。

ここ2年ほどは、コンクール挑戦が続いているので、演奏曲目はコンクールで練習した曲になっていますが、このコンサートの趣旨である「イエペスメソッドを伝えていく」の、このメソッドが無ければ、ここまでの演奏はできていないと思います。

10弦ギターが無かったら、ここまで弾けていない、という言い方もできます。

特に今回私が弾いたアルベニスのタンゴは、10弦全部を使って、さらに、カポを使って音を作り出し、左手を少しでも楽にすることで、ここまで持って来られました。
(昨日の先生による10弦ギターの説明の中で、全部の音に倍音を作り出すために弦を4本追加した、というものがありましたが、タンゴでは、音を作り出すことを目的としたため、多少、倍音を犠牲にした部分があります)

先生曰く、今がスタートライン、ここからが勝負、と言われているので、まだまだ頑張って、アルベニスのタンゴなら鈴木の演奏が一番、と言われるぐらいになりたいな、と思ったりしています。

私の演奏曲目
・エンデチャ・オレムス(F.タレガ)
・ルドビーコのハープを模した幻想曲(A.ムダーラ)
・タンゴ(I.アルベニス

昨日の演奏ですが、まあ、いつものことではあるのですが、このコンサートではあまり緊張が無くて、頭が少しボーッとした、ほんわかした中で演奏している感じで、あまり細かいところを覚えておりません。大きなミスは無かったようですし、アンケートにも、エンデチャ・オレムスとタンゴは、良かったと書いてくれた人が結構いたので、まあ、安心しました。

実は、3曲とも、ちょっと弾きにくいというか、間違う確率が高い箇所があって練習していましたが、コンサート前日に、ギターを持っていない状態で「あぁ、こうしたらいいかも」というひらめきがあり、運指を急遽変えたところがありました。

オレムス:低音p指の弾き方を変えた
ルドビーコ:6弦3フレットのソを10弦開放弦に変更
タンゴ:右手、pmで弾いてるところをimに変更した

たったこれだけのことですが、昨日も急遽変更したにも関わらず間違わないで弾けたので、嬉しかったです。
これもまさしく、イエペスメソッドの一つであり、10弦ギターを弾いていることのメリットでした。

来年もコンクール挑戦が続くので、必然と、弾く曲が決まりつつあります(^^;)