すずきパパのブログ

クラシックギターに関すること、ランニングに関すること、などをつぶやいていきます

スペインギター音楽コンクールでマドゥーロ賞をいただきました

10月13日、台風の影響が残る中、ミレニアムホールでスペインギター音楽コンクールに出場してきました。

二次予選突破はなりませんでしたが、本選に行けなかった中で、45歳以上の成績上位に与えられるマドゥーロ賞(女性はマドゥーラ賞)をいただけました。

目標はあくまでも二次予選突破でしたが、最低でもマドゥーロ賞は取りたい、とは思っていたので、素直に喜んでいます。
なんと言っても、ギターを弾いて賞を貰ったのはこれが人生で初めてのことです。

丸1日、コンクールという非日常を楽しみました。
コンクールのスタッフには沢山の知り合いがいたせいもあって、目立った緊張はしませんでした。

演奏自体の話を少し。
礼をして椅子に座って調弦
全く緊張がありませんでした。
これから始まる演奏にワクワクさえしていました、実は(^^;)

でも、演奏始めていきなり、最初の和音で攻めの運指が失敗し、続く出だしのフレーズでも、音が出なかったりして、いきなり頭の中で「二次予選通過」「マドゥーロ賞」という文字が消えました。

でも、これは一瞬のことで、「あぁ、もういいや、思い切り弾こう。音だけでも最高の音を出そう。」と開き直って演奏続けました。最後まで、音が出ない、などの細かいミスがありましたが、もうあまり気にならなくなりました。

演奏が終わって、悔しさと、少しの心地よさが混じっていました。

演奏順が後半だったせいで、他の方の演奏が聴けなかったのが、ちょっと残念。最後の3人ぐらいだけ、聞けました。

本選に進出された方の演奏を楽しめるのもコンクールならでは。
自分が付けた順位で合っていたのは5位と6位だけ(^^ゞ
4位を付けた人が1位で、ちょっと意外でしたが、1位と2位の高校生は、確かに凄かった。

本選順位の発表の前に、マドゥーロ賞とマドゥーラ賞の発表。
マドゥーラ賞はギタ友のみたぽんさんが順当にゲット。
マドゥーロ賞の発表で自分の名前が呼ばれず、あぁ、これで全て終わった、疲れた、と目を閉じました。
続けて二人目のコール。は?二人目?
それでも名前は呼ばれず。なーんだ、ダメか。。。

続けて三人目。。。。なんか名前を言うのに手こずってる。
自分の名前が呼ばれました

舞台で賞状貰いました。
賞状貰うなんて、何年ぶりだろう。

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三人もいるマドゥーロ賞、ちょっと複雑な気持ちでしたが、考えてみれば、最近、他のコンクールで入賞・優勝しているシニア仲間の皆さんよりも、少なくとも、タンゴに関しては上手く弾いた(?)、と評価をされた訳で、これは、素直に喜んでいいのだ、と思いました。

 

アルベニスのタンゴ。
昨年のスペインギター音楽コンクールが終わった翌日から練習を始めて1年間、多分、弾かなかった日は5日も無かったと思います。これだけ根詰めてチャレンジした曲は今までに無かったと思います。

大好きな曲になりました。
レパートリーにします。
(11/23、12/28ですでに弾くことが決定してます(^^;))

さて、明日から来年に向けて練習開始。
先生に連絡したら、20日のレッスンで、ちょっとだけでもいいから練習して持って来なさい、という命令が!

これからタレガのマリーア(来年の二次予選課題曲)に、どっぷり浸かります(^^ゞ

あっ、本選課題曲のアルベニスマジョルカは、これも全くやったことない曲なので、チャレンジします。