ザビエル・ジャラさんのリサイタル in ティアラこうとう
ティアラこうとうにザビエル・ジャラさんのリサイタルに行ってきました。
圧倒的な音楽、テクニック、作り出す音色、凄いですね。
ギターでこんな音が出せるのか、という所が沢山ありました。
ハーモニクスも綺麗だったし、なんと言っても、左手の雑音が全くといっていいほど無かった。
特にpとかppとかの時に雑音が鳴ると、あぁ、とか思っちゃいますけど、それが無かった。素晴らしい!
ただ、もしかして他の皆さんと感じ方が違っているかもしれませんが、終わった後の感動というか、そういうものがあまりなくて、ちょっと自分にびっくりしました。
なんでしょう、この人は、なんか違う世界の人、みたいに感じました。前半最後のブローウェルの曲や、最後に弾いたポンセの大作もいいなと思いましたが、弾きたいと思わせてくれなかった。
もちろん、超難曲で、現実的に弾ける曲では無さそうなんですが、あぁ、これは弾けないな、と思わせてくれた。
でも、ありました!
私が昨晩一番気に入ったのが、ポンセの組曲ニ長調のガボットⅠ/Ⅱ。
これは、めちゃくちゃ良かったですね。
Ⅰは本当に楽しそうに弾かれていて、聞いててこちらも楽しくなりました。その後に続く短調のⅡ、雰囲気ががらりと変わって、おぉ!!、という感じ。ここまで雰囲気を変えるのは勇気がいる^^;、けど、やってみようと思った。
やってみたいな、と思いました。
どちらにしましても、合宿の時のレッスンでのレクチャーとかを聞いてても、素晴らしい音楽家であることは分かりました。応援したいと思います。
ソルとかアルベニスとかタレガとか、そういうプログラムのリサイタルも聴いてみたいな、と思いました(^^)/