すずきパパのブログ

クラシックギターに関すること、ランニングに関すること、などをつぶやいていきます

高木洋子ピアノリサイタル@浦安音楽ホール

高木洋子さんのピアノリサイタル@浦安音楽ホールに奥さんと一緒に行ってきました。
内容は、スペインものと南米もの。
ギター弾きにとっては、大変魅力のあるプログラムでした。

いつも、YouTubeとかCDとかでしか聞いていなかったピアノのアルベニスグラナドスなどを生で聞けて感動。
もちろん、こちらが原曲でギターは編曲ですけどね。
また、逆パターン、原曲がギターでピアノ編曲したものもあって、楽しめました。
デラマーサのロンデーニャ、タレガのアラビア風奇想曲、バリオスの大聖堂、とても面白かった。
純粋にいいなあ、と思いました。
個人的には、ロンデーニャが一番好きでした。

聞きながら、ギターとの違いというか、いろいろなことを感じました。
ピアノに比べたら、ギターは、音量や広がりの面で叶いませんけど、ギターの良さというものがある。
どっちがいい、ということでは無く、それぞれの良さがあるなあ、ということを感じながら聞きました。

ナルシソ・イエペスは、もちろんアルベニスグラナドスを弾いていますが、昨日の中で弾いていない(録音が残されていない)曲は、アルベニスではコルドバ・セビーリャ、グラナドスのオリエンタル。
あと、昨日の曲では無いですが、アルベニスのタンゴも弾いていません。

先生に以前聞いたところでは、ギターならではの魅力を出すのが難しかったんじゃないかな、とのこと。
昨日聞いていて、セビーリャは、ピアノももちろん良かったですけど、ギターで弾く人は多いし、ギターで弾く魅力はあると思いますけど、コルドバ・オリエンタルは、なるほどなあ、と感じました。
この2曲は、ギターでは、ソロよりも二重奏で弾かれることが多いのは、そのあたりのことかなあ、と。

そして、昨日は、ゲストでギターの橋爪さんが出演されました。橋爪さんのギターを聞くのは初めてでした。

正直な感想を言いますと、抜群のテクニックは素晴らしいのですが、音が細く感じました。
ウチの奥さんも同じようなことを言っていました。

ピアノと比べたわけでは決してありません。
ここの浦安音楽ホールはアマチュアギターデーで聞いていますので、ギターの響きも分かっているつもりでしたが、えっ?って言うぐらい、聞こえてきませんでした。
(席は真ん中より少し前ぐらいに座りました)

そういう弾き方をされるのが橋爪さんの特徴なのか、そのあたりは、初めてでしたので、分かりませんが。

アランフェスの二楽章とか、もっと、たっぷりメロディを歌って欲しかったな、と。
あと、弾き終わった後に、ほんの少し首をひねるような仕草があり、気になりました。

今は、コンクールに向けて、いろんな刺激を取り入れたいと思っていますので、こういったコンサートにはなるべく足を運ぼうと思います。